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  • Carino works・苑-en-について

わたしが欲しい物を作りたい

 
 

「欲しいと思った物がなかなか手に入らない物だった」 これが私が制作を始めたっきかけです。


まずはレジン、そしてディップアート、天然石のブレスレットに原石の鉱物。
ヴィンテージのスワロフスキーやアンティークのサフィレット… 気になる素材はどんどん増え、今に至ります。


途中レジンでアレルギーが出るようになったり妊娠出産を迎えたりと、制作環境を取り巻く状況がどんどん変わりました。

そんななかでも制作し続けてきた素材が、今の苑-en-に息づいています。

 

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苑-en-の作品として

少し前にハンドメイドブームが巻き起こり、加えて気軽に作品を販売できる環境が整っていました。
例に漏れず私もそのブームに乗っかった作家の一人です。


今はブームが少し落ち着き、ハンドメイドから離れる方も何人か見かけました。

そんな中でも制作を続けられていることに心底感謝しています。


それでも星の数ほど作品がある中、苑-en-としてどんな作品をお届けしたいか、は常に模索しています。


そしてこの3つはブレずに行きたいと思っていることです。

・自分が好きな素材・モチーフを使う
・日常に溶け込むデザイン
・でもつけている本人にはわかる特別感





「自分が好きな素材・モチーフを使う」

 

ハンドメイドをされている方は当然のことかもしれません。

当店が扱う素材は、ときに「レアもの」と分類されることがあります。
でも"レアだから""人気のモチーフだから"という理由だけでは使わないことにしています。


制作した作品をたくさんの人に気に入ってもらえるともちろん嬉しいです!
自分の内に秘める承認欲求も否定しません。 でも注目されるためだけに作ることだけはしたくないのです。

《サフィレット、サフィリーン、アイリスガラス、アレキサンドライトガラス、インタリオ…天体、クロス、雪の結晶、コインモチーフ…
それらを好んで使っています。他にも鉱物や宝石も大好きです。》



「日常に溶け込むデザイン」

憧れているものにアンティークジュエリーがあります。 繊細な手仕事を尊敬しています。

いくつかそんな美しいジュエリーを持っていますが、どうしてもうまくコーディネートできず見るだけになっています。

現代の服装に上手に合わせている方も多くいらっしゃいますが、わたしはどうも上手に溶け込ませることが苦手なようです。

そんなわたしが作るなら、白いTシャツやブラウスに合わせて楽しむ日常使いのデザインがいいな、と考えています。

《1830年代のハレー彗星をモチーフにしたネックレス。クッションカットの細かい輝きを放つ淡い青のサフィレットが、
丁寧な造りの10金フレームで飾られています。彗星の尾に当たる部分も細かく装飾してあり見応えのあるデザインです。》

 


「でもつけている本人にはわかる特別感」

ハイジュエリーではないけれど、自分だけが知っている特別感。

アクセサリーは「今日はちょっと頑張ろう」とか「テンション上げたいな」「癒やされたいな」というときの強い味方だと思っています。
もちろんコーディネートをして着飾る魅力もあります。

光源によって色が変わる、実は自然が生み出した鉱物、シンプルだけど他の人とはかぶらない…
こんなふうにひっそりと特別感を味わっていただけたら嬉しいなと思います。

 


《1940年代のチェコ産アイリスガラスをSV925の枠に留めたワンポイントピアス。
バックフォイルがないので色が淡く、
光を取り込みすぎない枠によってその色が際立っています。》


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制作者 あるえ について

 

 

ご興味ある方はあまりいらっしゃらないと思いますが、私のことも少しだけ。
2020年現在、二人の子どもを育てながら日々制作しています。
デザインフェスタ以外のイベントにはほとんど参加せず、
お世話になっている常設委託先のJAMPOT様とこのWEBSHOPが主な販売機会です。
時折催事にもお誘いいただき参加しています。

錺(かざり)職人をしている父の影響で、幼少時代からジュエリーのデザイン画や宝石を目にしながら育ち、
将来はジュエリーデザイナーになりたいと思っていた子どもでした。
しかし留学必須の職に憧れていた身でありながら、早々に英語で挫折します。

学生を卒業してからは様々な職を経験し、結婚後もバリバリ働いていた紛れもないワーカーホリックでした。
その後第一子を妊娠。臨月でも終電で帰る始末でしたが、
出産後は人が変わったように家で過ごす時間が大好きになります。

そんな中で出会ったのがハンドメイド。
いつしか趣味がお仕事になっていました。
おかげで現在は"家で過ごす時間が大好きなワーカーホリック"です。

とはいえ育児しながらなので、そこまで時間がとれず悶々としています。
作りたい…作りたい…
いつかこの蓄積された仕事欲を発散する日が来ることを夢見て、今日も我が子を追いかけています。
こんな、作ることが楽しくて楽しくて仕方ない作者が作った作品を、少しでも気に入っていただけたなら幸せです。

全ての業務を一人でこなしていますので、至らない点も多々あるかと思います。
なにかお気づきの際にはお問い合わせよりご連絡ください。
(作品の感想や激励も待ってます^^)


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以下 2023.11.20 追記

【苑-en-からCarino worksへ】

  

2023年、ハンドメイドを初めて10周年を迎えるタイミングで、思い切って屋号と作家名を一新しました。

屋号《Carino works(カリーノワークス)》
作家名《Erika(エリカ)》

以前の名前で呼んででくださってもかまいません!
呼びやすい方でぜひお声かけください。


日々手にとる素材も変わっていき、
鬼灯という和風なモチーフが多かった作品も
今では扱わなくなっていきました。
長く活動するうちに違和感を感じるようになり、
でも長年皆様に呼んでいただいた名前を変えることも怖く
なかなか一歩踏み出すことができなかった数年でした。

新しい屋号を決めるにあたり、お客様がどんなイメージをお持ちなのかX(Twitter)で聞いてみました。

 

「モダンで幻想的。手のひらサイズにそんな世界が詰まってる」
「唯一無二の宝石店」
「ドイツのローテンブルクのような、石造りの街にひっそりとたたずむ素敵な工房。奥の作業台から生み出された宝石がアンティークと共に窓辺を飾っている」
「ヴィンテージの落ち着いた雰囲気でキラキラ美しくって、作品に妥協がない」
「キラキラマスター」
「街の隅にひっそり佇む工房のイメージで、知る人ぞ知る。みたいな。扉を開けるとキラッキラの宝石やアンティークが並べられていて、まるで異世界に飛び込んだような非日常感を味わえるイメージ。」
「こっくりとした艶のあるアンティーク家具が置いてある素敵なお店のイメージ。星や月とか占星術や魔法っぽい印象も」
「キラキラした石達とアンティークみのあるアクセサリー。少女のころの憧れを具現化したような煌めき、大人も使えるデザインもありちょっと特別な宝石のようなイメージ」
「上品かつ、アンティーク感も感じる作品達が揃うブランドのイメージ。どの作品にも何か力がこもった(魔道具?)のような印象」
「日常に散りばめられ隠された魔法が封じ込められたアンティークな宝飾店。見た瞬間に心惹かれ魔法にかけられた気分になる。」


これまでの活動が報われるような、なんともいえない多幸感に充足感。
皆様のメッセージには、苦労やつらかった思いもすべて巻き上げて遠くに追いやってしまうほどのパワーがありました。
お聞かせくださった皆様には、改めてこの場で御礼を申し上げます。
ありがとうございました。

最近の私が日々理想としてるイメージとお客様から見たイメージが合致して、なんなら更に上をいくもので恐悦至極です。
思い切ってかえよう!と思えた瞬間でした。


「大切に扱う・丁寧に・愛情・愛着・可愛い etc…」
これらを意味するcarino
言いやすいし 可愛いし 読みやすい
たくさん悩みましたがこちらを採用しました。

異国の路地裏を入ったさき
小さな扉を開けると広がる
光とアンティークと憧れが飛び交う空間であるように…

そんな願いをこめて。

 

2023.11.20
Carino works
Erika